【アルバータ州旅ログ】オコトクスをご紹介! ハニーハント編

オコトクスをご紹介!ハニーハント編

みなさま、こんにちは!
まろです。

またおもしろいところに行ってきましたよ。

カルガリーから車で南に約40分のところにある
オコトクス (Okotoks) という町。

“オトコ”じゃありませんよ、
オ・コ・ト、クスです。
おっことぬしがクスクス、と覚えましょう。
(はい?)

そんなオコトクスにて見つけた
おもしろいところ2ヶ所を、
2ブログに渡ってご紹介しますよ。

本日は”ハニーハント編”です。

“シヌック・ハニー (Chinook Honey)”
という蜂蜜を作っている養蜂場がある、
と前に聞いたことがあったのですが、
それがオコトクスにあるということでね、
今回その町に向かった次第でござぁいますよ。

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ネットで調べるとそこは、
“Chinook Honey Company & Chinook Arch Meadery”
という名前のところらしいです。

Chinook = ロッキー山脈東側に吹き下ろす乾燥した暖風
Chinook Arch = その暖風が吹くときに現れる雲
Meadery = はちみつ酒 (ミード) を醸造するところ

“Chinook Arch”です ↓

Chinook Arch

引用元:CTV NEWS

コロナの影響で養蜂場見学などは
やってないみたいですが、
ショップは開いている模様!

オコトクスの中心街から南西へ走ること8、9分。

Chinook Honey Company

見えて来た!

Chinook Honey Company

Chinook Honey Company

着きました!
可愛いパステルブルーの建物。

そして、
店内も、可愛い!

Inside Store

ここは”meadery”ということもあって、
はちみつ酒 (ミード) たちが並んでいます。

Mead

ミードは、honey wineとも言うそうで、
ボトルたちにはそう表記されています。

Mead

ところでミツバチって、
六角形の巣を作るじゃないですか。
その材料として、働き蜂は腹部から
ロウを分泌するそうです。
それを”密蝋 (みつろう)”と呼ぶらしく、
英語では”beeswax”と言います。

そのbeeswaxでできた、
こちらキャンドルコーナー。

Beeswax Candles

さらにミツバチは、
beeswaxと同じく巣材として使う
“propolis”という物質も作り出し、
それには高い抗菌作用があるそうです。

こちらのコーナーには、
そのpropolis配合の
喉痛の時にシュッとするスプレーや、
ローヤルゼリーのカプセルなどが並んでいます。

Royal Jelly & Propolis

お茶コーナー

Teas

石鹸コーナー

Soap Bars

リップクリームやハンドクリームもありました。

こちら ↓ のコーナーでは、
他の地域や、州・国から仕入れた
様々なフレーバー、フレーバーを加えたもの、
また自家製蜂蜜を混ぜたものが並んでいます。
オーストラリアやメキシコ産のもあります。

Various Flavours Honey

ラベンダーやバニラ味は美味しそうですが、
でもやっぱりお目当ては、
自家製蜂蜜100%のやつですよね。

Alberta Multi Floral Honey

この養蜂場のミツバチから採れた
蜜のみを使用した、
“Alberta Multi Floral Honey”のコーナー。
拡大図 ↓

Raw

“RAW”と書かれていますが、”生”という意味です。
フレーバーも何も加えられていない、
完全天然生ハチミツです。

このショップで取り扱う
シヌックハニー (Chinook Honey) は
Non-pasteurized (低温殺菌していない)、
Non-filtered (無ろ過の) 無加工蜂蜜。
(※”Chinook Honey”のラベルが
貼られていない商品もある)

ちょっと話が逸れますが。
蜂蜜って、熱処理や低温殺菌をしない
“無加工”、”非加熱”の方が良いって
ご存知でしたか?

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スーパーに売られている蜂蜜の多くには、
加熱処理をしてろ過する行程があるそうです。
殺菌するため&ろ過しやすくするために
加熱をするそうなんですが、
蜂蜜って加熱処理をすると、
蜂蜜本来の栄養素が壊れてしまうんですって。

加熱処理をしている蜂蜜は、
“はちみつ味の砂糖”と化している
と言っても過言ではないそうです・・・。

スーパーに陳列されている
“純粋はちみつ”や”ピュアはちみつ”は、
成分をいじっていないだけで、
加熱処理がされているものが非常に多いそうです。

蜂蜜本来の栄養素に備わっている
健康・美容効果 (整腸作用もある!) や、
殺菌・抗菌作用などを得られないんですって。

“純粋”とか”ピュア”って書かれてたら、
誰だって期待しちゃいますよね?

じゃあどうやって、
栄養の効果が得られる本物の天然はちみつと
見分けたらええんや。

“非加熱”とか”加熱処理済み”って
ちゃんと書いてくれてるんかいな?

この記事を書いている最中に、
スーパーに並んでる蜂蜜たちは
どう表記されているのか気になったので、
近くのスーパーへ実際に見に行ってみました。
↑ 暇人魔人

Honeys @ Save On Foods

Save On Foods というスーパーの
蜂蜜コーナー。

Pasteurized Honey

お~いるいる!
100%とかPureとか書いてるけど
“Pasteurized (低温殺菌済み)”とも書かれている、
ちゃっかりハチミツ野郎ども!←

Pasteurized Honey

Pasteurized Honey

↑ これも、これも!(お前はあら探し野郎)

Unpasteurized & Pasteurized

こちらの2つは、
左が”Unpasteurized (低温殺菌されていない)”
右が”Pasteurized (低温殺菌済み)”
同じ750gですが、左の非加熱の方が高いですね。

高いけど、でも。
やっぱり体内に摂取するなら、
甘いだけのものよりも、
栄養が得られるものの方が良い。
もう大人だし。←

ってことでこれから蜂蜜を買う時は、
“Unpasteurized”や”Non-pasteurized”や”Unheated”、
あと本当に純粋な、”Raw (生)”
という表記があるものを、ぜひみなさまも。
しっかり栄養の摂れる蜂蜜を選びましょう!

日本では、”非加熱”っていう表記なのかな。
“非加熱の生蜂蜜”って書いてあれば、最強です。

でも一つだけ非加熱の蜂蜜で
覚えておかなきゃいけないことが。

ご存知の方も多いと思いますが、
1歳未満の子どもには
絶対に与えてはいけないんですよね。

腸内細菌が未発達のため、
天然蜂蜜にまれに含まれる
ボツリヌス菌への抵抗力が無いからだそうです。
過去に亡くなった事例もあります。
ややこしいので非加熱、加熱に限らず
1歳未満の子どもには
蜂蜜はあげないことですよね(>_<)

妊娠中の方、授乳中の方には問題ないそうです。

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話をシヌックハニーの店内に戻しましょう。
(ほんまよ)

アイスクリームも売っていました。
“Honey”味のアイスを1スクープ、
カップで買って食べました。

Honey Ice Cream

これめっちゃまいうーでした!
味はバニラが先に来て、
後からハチミツが広がる感じ。
食感が、子どもの頃に公園で売られていた
“アイスクリン”に似ていて、
懐かしくなりました。
おススメです!

この記事を書くにあたり色々調べたのですが、
私の住むアルバータ州 (誇らしげ) は、
カナダ最大の蜂蜜生産州で、
国全体の40%以上の蜂蜜を
生産しているのだそうです。
アルバータ州の蜂蜜は、
さらりとした繊細な甘みが、特徴らしいです。

今回シヌックハニーショップで私が買った蜂蜜。
“Alberta Multi Floral Honey”

Alberta Multi Floral Honey

この養蜂場で採れた蜂蜜のみ使用している、
完全天然生ハチミツのやつです。

家にCostcoで買った蜂蜜があったので、
食べ比べてみました。

Costco Honey

ちなみにこのCostcoのは、
カナダ産 (州は不明) で
なんと、”Unpasteurized
(低温殺菌していない)”でした。
意外!←

味は、シヌックハニーの方が
優しい甘さで好きでした!
あと、”Floral”って書いてあるように、
Costcoのに比べたら
なんとなくお花の風味もしました。
本当ですよ信じて!
(別に疑ってない、ですよね?←)

Costcoの方は、ザ・ハチミツって感じの味。
普通に美味しいですけどね~。
シヌックハニーの優しいお花の風味は、
とても魅力的で惹かれちゃいました。

蜂蜜には整腸作用もあると知って、
嬉しくなっちゃって今のところ
毎日摂取しています。
お湯に溶かして飲んでいます。

Honey

一日の摂取目安量は、大さじ1~2だそうです。
それ以上の摂取は、太る原因になったり
下痢などの健康被害に繋がるそうなので、
美味しいから摂りすぎそうになるのを
抑えなければならない毎日です。
(つらそうな日々)

そんなこんなで、
このショップにはまた行きたいなと
思っております。
今度はミード (はちみつ酒) を求めて!

現在コロナの影響でやってませんが、
この養蜂場では、大人一人10ドルで、
養蜂の様子を学びながら
蜂蜜やミードのテイスティングができる
プログラムがあるそうですよ。
(10ドルすんのか・・・。← ケチまろ出た)

それではそれでは。
オコトクスのおもしろいところ2ヶ所目は、
次のブログでご紹介しますね。

お楽しみに~。

次回 「オコトクスをご紹介! 迷子石編」 ↓

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