【アルバータ州旅ログ】アブラハム・レイクでバブリーな体験!アイスバブル鑑賞

Abraham Lake

みなさまこんにちは~、まろです。
もうちょっとイマドキな記事タイトル募集中です。

ところでどうですか、このサムネ画像。

奇天烈でしょう?
(その言葉を使うあんたがね)

パッと見、これ何の写真?
って、なりますよね。

この得体の知れない白い丸たちこそが、
“アイスバブル”、と呼ばれるものです。

正体は、メタンガス。
湖底に堆積した植物や動物の死骸などが
微生物によって分解されると、
メタンガスが発生するらしいです。

それが湖面に浮かび上がる途中に凍って、
このような幻想的なアートと言える
光景を生み出します。

実はアイスバブルの現象は、
北海道や群馬県などでもあるそうです。
ところが通常その時期は厚い雪が湖面を覆っていて、
バブルは見つけにくいとされているんですって。

その点アブラハム・レイクは地形上、
強風が吹きつけていることが多く、
湖面に雪が積もりにくいんだそうです。
そのため、比較的容易に
バブルを見ることができるんですって。

アイスバブルの名所と言われる、
このアブラハム・レイク。

この神秘的な光景は、最も寒くなる、
1月中旬から2月上旬にかけてしか
見ることができないそうですよ。

私は、1月末に行ってきました。

Googleマップだとカルガリーから
3時間28分と出てくるのですが、
トイレ休憩を2回挟んで向かったので、
片道計4時間もかかっちゃいました・・・。

Calgary to Abraham Lake

あとそういえば
道中の景色があまりにも素晴らしかったので、
写真を撮るための途中下車もしました。

On the way to Abraham Lake

なんか、夢のような景色じゃ、あーりませんか?
(チャーリー浜に敬意を表して)

On the way to Abraham Lake

ところでアブラハム・レイクには、
アイスバブルの撮影に適したビューポイントが
3ヶ所あると、事前にネットで調べて知りました。

Abraham Lake 3 View Points

南から、

  • Preacher’s Point (プリーチャーズ・ポイント)
    クリアで遠浅の湖畔。
    比較的細かいアイスバブルを見れる。
  • Belly of Abraham (ベリー・オブ・アブラハム)
    水深が深くなるため、
    断層状の大小無数のアイスバブルが見れる。
  • Hoodoo Creek (フードゥー・クリーク)
    (※”ホードー”と書いてありますが発音はフードゥー)
    夕日鑑賞として人気が高いスポット。

実は今回アブラハム・レイクに行ったのは2回目です。
去年の、たまたまですがちょうど同じ日に (すごいよね)
行ったのですよ~、それが初バブリー体験でした。

その時は、
上記の3ヶ所のことは知らなかったのでね。
向かってたら一番最初に出てくる
Preacher’s Point (プリーチャーズ・ポイント)で、
アイスバブルを鑑賞しました。

Preacher’s Point 2020

確かにここは浅くてバブルが細かかってんなぁ~。

Preacher’s Point 2020

ん~でも。
神秘的で美しいです。

今回は、
そのPreacher’s Point (プリーチャーズ・ポイント)
を通過してさらに進んだところにある、
断層状のもっと大きな
アイスバブルたちが見れるという、
Belly of Abraham (ベリー・オブ・アブラハム) へ
行ってみることにしましたよ~。

Abraham Lake Map

さぁさぁ、着きましたよ~!
Belly of Abraham (ベリー・オブ・アブラハム)。

Arrived at Abraham lake

天気の良い土曜日だったし、
結構車が停まっています。

Arrived at Abraham lake

さて車を降りまして、
ここである物を足に装着します。

こちら↓

Anti Slip Shoe Cover

履いている靴に簡単に装着できる、
裏にスパイクが付いている
滑り止めラバーです。

Anti Slip Shoe Cover

去年はこんな物の存在を知らず、
丸腰で凍った湖面に挑んだんですよね。

湖面はビックリするほどツルっツルで、
おまけに強風が吹いています。
私たちは、氷の上にひざまづいて
4足歩行で移動しましたよ。

周りにいる人たちの足元を見てみると、
結構みんなこの滑り止めラバーを
着けていたんですよね。

なるほど、と。
あぁいうのを着けなあかんねんな。
ということを学習し、
今回事前にこれを購入して持参した訳です。

着けたらこんな感じ↓

Anti Slip Shoe Cover

Anti Slip Shoe Cover

装着して (↑家やん)、いざ湖面へ!

Arrived at Abraham lake

見て見て、綺麗な氷!

Lake Ice

でっかいパワーストーンみたいです。
持って帰りたかった。←

ちなみに足に装着したラバーですが、
スタスタ早歩きするとツルっと
いってしまう感じではありましたが、
足の腹に体重をかけて
ザクっとスパイクを氷に刺す感じで歩けば、
至って普通に湖面を2足歩行で←安全に歩けます。

湖畔から歩き始めてしばらくはこんな感じで、

Abraham Lake

バブルは確かにあるのは分かるんですけど、
湖面がすりガラスのように曇ってて
見えづらいんですよね・・・。

Abraham Lake

あれ?こんなもんなん・・・!?
もしかして今年はもうシーズン終わりやった・・・?
ってちょっと落胆しつつあったのですが、
諦めずそのまま湖の中の方に進んでいくと。

Abraham Lake

おー!なんかクリアになってきた!

Abraham Lake

見える、見えるぞ!!(ムスカ風)

Abraham Lake

見れて良かった~~~。

4時間もかけて来てよぉ、
しかもこの時の体感気温マイナス15℃だぜ?
(誰ぞ?)

ホンマに良かった~~~。

でもやはりクリアに見えるだけあって、
この辺り、暴風並みの風が吹いていました。

体感マイナス15℃な上に
容赦なく吹き荒れる風。

でしたが気温も風が強いのも
事前に調べて知っていたので、

この日の私はこのような服装で
寒さと風に備えました。

Me on the Abraham Lake

上は
普通のヒートテック
超極暖ヒートテック
ユニクロのセーター
カナダグースのジャンパー
(Special Thanks to : ユニクロ)

上のチョイスは正解でした、
寒さを感じませんでした。

下は
普通のヒートテックレギンス
極暖ヒートテックレギンス
ヒートテックスキニージーンズ
(Special Thanks to : ユニクロ)

残念ながら、下はこれでも少し寒かったです。
ジーンズやなくて、
スキー/スノボウェアのパンツがあれば
良いやろうなぁ。

Abraham Lake

不思議な光景ですね~。

Abraham Lake

バブルのアートを際立たせる、
この湖の濃い深緑色と荘厳な山、そして青空。

Abraham Lake

いやぁ本当に、
絶景を見ることができて満足でした。

滑り止めラバーを着けていたおかげで
湖面で転ぶこともなく、
安心快適にバブルを楽しむことができました。

残念ながらもう2月も中頃なので、
今シーズンは終わりなのかな・・・?

ですがこの滑り止めラバー、
冬のアウトドアには絶対持っておいた方が良い!
まだまだアルバータの冬は続きますので、
この先も活躍させたいです。

以前ご紹介した↓
“レイク・ルイーズ”の湖上も、
これを着けて歩きたいなぁ。

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ちなみにこのアイスバブルの正体は
メタンガスということですが、
メタンガスは可燃性のガスなので、
念には念を。
マッチやライターなどは、
持って行かない方が良いそうです・・・!

素晴らしい景色を堪能し
心が洗われたようでしたが、
帰りはまた4時間近くかかり、
3人で運転を代わりながらですが、
マジ、鬼のように疲れました。笑

泊まりで行くのもアリですね~。
そしたら3つ目のビューポイント
Hoodoo Creek (フードゥー・クリーク)
まで足を伸ばせて、
アイスバブルと夕日鑑賞もできますよね。

1月中旬から2月上旬にかけての
限られた期間でしか見れない、
貴重で神秘的なアイスバブル。

バブリーな体験、
お裾分けできましたでしょうか?
OK!バブリー!!
(絶大に雰囲気壊れてるのに気付いてくれ)

ではまた次のブログでお会いしましょう~。