【アルバータ州旅ログ】冬のレイク・ルイーズにやってきました

Lake Louise

みなさま、こんにちは~!
まろです。

11月、とある晴天の日。
カルガリーから西に車を走らせ約2時間。

バンフ国立公園内に位置し
カナディアン・ロッキーで最も美しい湖と称される、
レイク・ルイーズにやって参りましたよ~。

その美しさゆえ、
“Jewel of the Canadian Rockies” 「ロッキーの宝石」
と呼ばれてるんですって!

今は冬真っ只中なので
湖は凍っていて真っ白ですが、
こちらを見ていただきたい。

ネットから拝借しましたが、
夏の晴れの日のレイク・ルイーズ。

見てくださいこの色!

レイク・ルイーズは、”氷河湖”です。

氷河の侵食によってできた湖。
つまり、氷河の氷から解け出た水が
溜まってできた湖です。

この、バスクリンを入れたような ←、
人工的ともとれる不思議な
エメラルドグリーンのような色は、
その氷河から解け出た水に含まれる、
“岩粉 (rock flour)”と呼ばれるものに、
日光が反射して生まれる色なんだそうです。

しかし氷が解け始めるのは
だいたい5月下旬からやそうで、、、
え、まっだまだやん。。。 遠いわ。。。ゲンナリ

うぉい。
落胆してる場合じゃない。
ごっつ綺麗な白銀のレイク・ルイーズ
見て来たんとちゃうんか自分。
それをさっさと伝えぇ。

失礼しました。
写真の腕は良くないのですが、どうぞ悪しからず。

こちらでござります。

Lake Louise 1

湖の奥に見えるのは、ビクトリア氷河を抱いた
Mt. Victoria (マウント・ビクトリア) という山。

太陽光が当たり、神々しく輝いていますね。

さらに両脇に見える山々の
美しく荘厳な佇まいにも、圧倒されます。
被った雪が、さらにそれを際立たせています。

ん?なんかあるで

Lake Louise 2

ふぁ!?
これは・・・?

Caution Thin Ice

湖のほとりに、”CAUTION THIN ICE”の看板が・・・!

確かに、ところどころ氷が薄い感じやぞ。

やのに、結構おるなぁ~、人。

スケート靴を履いてスケートしてる人達や、
なんと、無鉄砲なっ。
ホッケーやってる人達まで。

でもあれだけの人が乗ってるから
大丈夫。。。なんかな?
どうしよ?
い、ってみる・・・?
どう・・・しよ?

少し葛藤したのち、結局、
落ちても知らんぞ~、と、
湖上の人々を横目に湖畔を歩きながら
絶景を堪能することに決めました。

粉砂糖を振りかけたような針葉樹林もまた、
美しいんです。

うっすらと雲がかかった峰々も、
とても幻想的です。

Mountains at Lake Louise

この角度からも、綺麗やなぁ~。

素晴らしい景色ですね。

Lake Louise 3

ちなみに”ルイーズ”の名前は、
イギリスのヴィクトリア女王の四女であり、
イギリスの貴族でカナダ総督を務めた
ジョン・キャンベルの夫人であった、
“ルイーズ・キャロライン・アルバータ”に
由来しているそうです。

“アルバータ州”の名前も、
彼女の名前から取られたんですって~。

ルイーズ王女は、カナダで人気があったそうです。

彼女は、姉妹の中で一番美しいと言われていたとのこと。

そのルイーズ王女がこちら。

Princess Louise

引用元:Pinterest

本当!美しい方ですね~。

また油絵や水彩などの、芸術の才能もあり、
人並み外れて優れていたそうで、
彼女が絵を描いたドアが、
オタワにあるカナダ総督公舎 (Government House) に
今も残っているそうですよ。

冬のレイク・ルイーズ、いかがでしたでしょうか。
素敵な夢のような世界じゃ、あ~りませんか?←

カナディアン・ロッキーで
最も美しい湖と称される、レイク・ルイーズ。

まさに、誰もが認める
才色兼備なルイーズ王女を象徴する湖だと言えますね。

私もこの冬、また晴れの日に行きたいです。
今度行く時は湖、ガッチリ凍ってるはず。
実はスケート靴を持っているので、
優雅に湖上を滑ったろうかと、意気込んでおります。