【超わたくしごと】クリスマスのおもひでぽろぽろ

Santa Claus

みなさま、メリークリスマス!!
まろです~。

Christmas Dinner

我が家のクリスマスディナーの写真です。

家族でわいわい作り、食べて、
幸せな日を過ごすことができました。

今年はコロナの影響でとんでもない年になり、
現在も第2のロックダウン真っ只中で
まだまだ、まだまだ気を抜くことはできませんが、
家族全員健康に過ごせていることは
何よりも救いです。

さて、クリスマスと言うと、
私の心に深く刻まれた思い出があります。

その思い出話、簡潔にまとめると、
私が小学5年生の時に、
サンタさんの正体が親だったということを
4年生の妹が暴き出し、
ショックを受けた私は泣いた、という
ぽろぽろなおもひでの話になります。
(ちなみに日本での話です)

しかも主人公のタエ子と同じ5年生! (あっそ)

5年生の年のクリスマスまでの私にとっては、
クリスマスという日は
年に一度、不思議な現象が起こる日。

以下、当時私の中で描いていたイメージ。

イヴの夜、私たちが寝静まったところを見計らって、
サンタさんが魔法のように玄関のドアをスーっと
半透明になって通り抜けて入ってきます。

そして各自 (私、妹、兄) 枕元に置いている靴下の袋に、
お菓子を一つずつ入れてくれるのです。

Santa Claus & Socks

(↑ 素敵。どう見ても枕元じゃないけど)

次にリビングに向かい、
ツリーの足元にプレゼントを置きます。

最後に私と妹が書いた手紙を、
用意したクッキーと牛乳を食べ飲みながらでしょうか、
読んで、返事を書いて置いていってくれるのです。

そしてサンタさんはまた
魔法のようにスーっと出ていき、
次のお宅へ向かうのです。

Santa Claus

なんて素敵。

スーって入って来るところとか
普通に考えたらホラーですが笑、
怖いという感情は一切ありませんでした。

ワクワク、ドキドキしたまま眠るので、
夜中に何度か目が覚めます。

そのたびに、枕元のソックスを触って、
お菓子が入ってないか
確認していた覚えがあります。
(子どもが目覚めないか、
お菓子入れるとき、親ハラハラしたやろなー笑)

25日の朝、私と妹 (同じ部屋) は
多分一年の内で最も早い時間に起き、
恐らくソックスのお菓子を持って、
ワクワクで心臓バクバク
ハイテンションでリビングに向かい、
プレゼントたちとご対面。

クッキーと牛乳がちゃんと無くなってる。
返事の手紙が置いてある。

サンタさん、ほんまに来たんやな!!
すごいなすごいなー、嬉しいな♪♪

ほんま、
なんって不思議で素敵な事が起こるんや
クリスマスってのは!!ってな感じで
私にとっては、
クリスマスは本当に夢のようなイベントで、
楽しみで楽しくて仕方ありませんでした。

Christmas Tree

クリスマスの日は
一日プレゼントで妹と遊んだ思い出があります。

比較的物事に動じない
常に冷めてる4つ上の兄も、
プレゼントでプレステ2の新しいソフトをもらった時は、
テレビにかじりついてやっていた記憶があります。

そして迎えた小学5年生のクリスマス。

例年のようにイヴ & 当日は
大興奮大喜びの日を過ごしました。

そしてその年は
当日か翌日かいつだったか忘れちゃったけど、
私はクラスのお友達のクリスマスパーティに
お呼ばれされました。

私はそこで、
サンタさんが牛乳を飲み干したコップに
赤色の布の繊維が付いていたこと、を、
自慢げにみんなに話した覚えがあります。

そう、付いていたんですよ。
サンタさんの着ている、
あの赤色の服のものであろう繊維が・・・!!

サンタさんのことは
理論ガン無視で100%信じていましたが、
やはりうちの家に来たという
物的証拠なるものがあると、
気持ちをさらに掻き立たせましたね~。

それを興奮状態で話しましたが、
みんなの反応がどうだったかは
何か知らんが記憶にないんですよね。笑

さて、パーティがお開きになり、帰路に就きます。

そして、衝撃の時を迎えます。

当時マンションの3階に住んでいました。

インターホンを鳴らしエントランスに入る。

エレベーターに乗りドアが閉まり、2階・・・
そして3階に差しかかったところで・・・

妹がエレベーターのドアの窓に
張り付いているのが見えました。(怖いわ笑)
(ドアに窓が付いているタイプのエレベーターです)

なんかテンション高めに
ドアをバンバン叩いていたような記憶があります。
(怖すぎ)

まぁそれは置いといて。

そして、着いてドアが開いたと同時に、
↓ 暴露クルヨ

「まろ!!

サンタさんなんかおらんねんで!!

ずっとお母さんらがやっててんで!!」

みたいなことを、
これをね、
めっちゃ嬉しそうに←、私に告げてきたのです。

私 (まろ) 「・・・・・・・・・・・・・・・?」

その後色々聞かされ、
あまりのショックに
私の目には涙が溢れてきました。

今までクリスマスに対して抱いていた夢や、
期待やときめき、楽しい気持ちが全て、
一瞬で崩れ、吹かれて無くなり、
お先真っ暗になる感覚に襲われました。
(どんだけ)

妹が言うには、
もらったプレゼントのパッケージか何かに、
“トイザらスのロゴ”があるのを見つけたらしく、
「サンタさんからやのにトイザらすはおかしい、
どういうことや」と、母に問い詰めたところ、
母が今までのことも含め
全て暴露したんだそうです。

悲しすぎて”無”になった私に
次に込み上げてきた感情は、”怒り”。笑

サンタさんなんか存在しないこと、
今までサンタさんがやってくれたと思っていたことは
全て両親がやっていたということ。

親に嘘付かれてたんや、
だまされてたんや・・・。
(自分情緒大丈夫?)

そして、妹が母を問い詰めたこと。

おめぇがトイザらスをいちいち不審に思って
問い詰めへんかったら、
知らんでええこと知ることなかったやろうが。
(言葉遣い)

さらに、暴き出して嬉しそうにしていた妹。
ショックを受けている素振りが
全く感じられなかったことが、
理解不能でほんまに腹立った。笑

私が繊細すぎるだけなのか、
妹が繊細すぎないだけなのか。

もうとにかく悲しくて腹立たしくて、泣いた。

加えて羞恥も込み上げる。

ほんじゃぁコップに付いてた赤色の繊維、
あれ何、ただのゴミってことやん・・・

みんなサンタさんおらんこともう知ってたんかな。。。

知ってたとしたら、
とんだ恥さらしてもうたやんか、、、

そして、
サンタさんの所業ではなかったという事実を
物語っていたんだと気付かされる節々が、
走馬灯のように蘇ります。

  • サンタさんが書き残してくれた手紙の返事の文字が、父の字に似てると思ったことがある。
  • クッキーが家に無かったので、おにぎりせんべいを置いておいたら、ちゃんと無くなっていた。(サンタさんやったら食べへんて、おにぎりせんべいなんか。)
  • 妹がゲームボーイカラーをお願いしていたのにもかかわらず、プレゼントは違うものだった。サンタさんからの手紙には、「○○ちゃんは目が悪くなってきているので、ゲームをすると目がもっと悪くなってしまうので、違うものにしました。」と書かれていた。ゲームボーイカラーが欲しかった妹は、なんでサンタさんが視力悪いことなんか知ってんの!?と憤慨していた。私もそれは不思議に思っていた。
  • 「サンタさんなんかおるわけないやん」、「親がやってるに決まってるやん」、「まだ信じてんの?嘲笑」と、兄がやたらとバカにしてくる。いつから知ってたんやお兄ちゃん・・・。

どん底に突き落とされた気分で泣いている私を見て
周りがどんな反応をしていたとかは、
もう何も覚えていません。

次の年のクリスマスから、
どんな風に過ごしたとか、
ほとんど記憶にありません。

5年生までの、
あの非日常を味わう時の
胸の高鳴りを感じることは
無くなりました。

でも、ほとんど記憶に無い中
うっすらと断片的にですが思い出せるのは、
クリスマスの時期には
家族でいつもと違う豪華な晩ご飯やケーキを囲んで、
楽しい特別な時間を過ごしていたこと。

それは確かです。
(たしかなこと 小田和正)

クリスマスは、そうでないとな。

Christmas Dinner Image

あと先ほど私は、
5年生の私は、親に”だまされていた”など、
とんでもなく人聞きの悪いことを
抜かしていましたが、
あの頃はまだまだ人間もできていなかったので
そんな風にしか思えなかったのが、
時を経て、こう思えるようになりました。

何年にもわたって、一生懸命、
素敵な夢を見させてくれた親に、感謝。

あんなに心躍る体験って
なかなか無いですよね~。

素晴らしい思い出です。

ほんまにありがとう!
(人間できてきたやん、自分)

あと妹よ。
あの時暴き出してくれてサンキューな。←

じゃなかったらうちら、
いつまで信じてたことやら。

でも甥っ子たちがその時を迎える際は、
どん底に突き落とさんようなやり方、
(根に持っとるがな)
一緒に考えよな。

まぁでもあれですよね。
サンタさんは実在するんですよね。
【”公認サンタクロース”と呼ばれる、
「グリーンランド国際サンタクロース協会」で
認定された人たち】

よっしゃほんならこうしよ。

“サンタさんたちだけでは
世界中の子どもたちに
プレゼントを届けることはできないから、
お父さんお母さんがサンタさんの代わりに
プレゼントを用意するんやで。”

甥っ子らへの説明はこれやな。
あとは言うタイミングやな。
(話し合いはあとで勝手にやってくれ)

長々、長々と
超わたくしごとを、
失礼致しました。

読んでくださり、
本当にありがとうございました。

みなさまが素敵なクリスマスを過ごされたことを、
切に願っております。

おしまい