【夏の景色が最高】ホースシュー渓谷とホースシーフ渓谷の旅

Badlands Thumbnail

こんにちは~まろです!

9月も終わりですが、
日中の気温が20℃前後や30℃近くまで上がる
暖かい日が多くて、
まだ夏気分が抜けない今日この頃🌞

その一方で
木々はだんだん黄色く色づき初め
暗くなるのも日に日に早くなり、
現在の日没の時刻は午後7時19分。

夏の初めの頃は
夜10時まで明るかったのになぁ。

そんなこんなで結局は、
森山直太朗の「夏の終わり」が
頭の中をループする、
少しせつなき日々です・・・。

さてさて久々の旅ブログです。

以前こちら⬇️の過去の2つの記事でご紹介した、

【アルバータ州旅ログ】ホースシュー渓谷&ドラムヘラーを訪ねる
こんにちは、みなさま。 まろです。 ホースシュー渓谷 (Horseshoe Canyon) と、 ドラムヘラー (Drumhell...
【アルバータ州旅ログ】雪のホースシーフ渓谷へ
みなさま、あけましておめでとうございます。 まろです! 年末年始はいかが過ごされましたか。 我が家は 大晦日に年越し蕎麦を、...

🟢ホースシュー渓谷 (Horseshoe Canyon)
🟢ホースシーフ渓谷 (Horse Thief Canyon)

9月の頭に
こちら2ヶ所をまた巡ってきましたの。

いずれも
カナディアン・バッドランド
(Canadian Badlands) と呼ばれる地帯にあります。

“バッドランド”とは、地形の名称で、
日本語では「悪地 (あくち) 地形」と言うそうです。

乾燥地帯で植生に乏しくもろい堆積相が
風雨、河川や氷河により極度に浸食され、
渓谷状になった荒れ地のことだそうです。

分かるようでよく分かりませんな・・・😅

でも実際に見ると ⬇️

Horse Thief Canyon

こちらはホースシーフ渓谷なのですが、
確かに谷みたいになってますね。

植物があまり生えていない感じも。
なるほど荒れ地、ですね。

荒々しくて、
バッドなランド感ハンパないです。←

ところが
不毛の地である一方で、
このように地層がむき出しになった岩肌は
化石の採集に最適だそうで、
多くの恐竜や古生物の化石が出土しているんです。

そう、このカナディアン・バッドランドが広がる
我らがアルバータ州は、
世界屈指の化石発掘地なんです!🦕🦖

いやしかし、
ものすごい景色ですよね。

地球上とは思えない、
まるで別の星に来たのかと思わせる
不思議な眺め。

でもどこよりも地球の歴史を感じれる
場所なのかもしれません🌎

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先ほどの過去の記事はどちらも
冬に行ったものなので雪景色ですが、
今回は夏の終わりですが
まだ青々とした緑色の景色です。

ホースシュー渓谷 (Horseshoe Canyon)

まずはホースシュー渓谷。

Horseshoe Canyon 1

気の遠くなるような
長い年月をかけた浸食で
こんなふうになるんですね~。

不思議な景色。

Horseshoe Canyon 2

ちなみにこちらは
冬の景色。

Horseshoe Canyon Winter

みなさんは
どちらのホースシュー渓谷がお好きですか?

私は緑色の方が断然好きです・・・!

なぜなら緑の方が
ジュラシックパーク感があるから。←

ここに来るまでの車のBGMはもちろん
あのみんなが知ってる有名なテーマ曲。

ジュラシックパーク大好き人間です。

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ところで”ホースシュー”とは、
馬の蹄鉄 (ていてつ)
馬のひづめを保護するために着けられる
U字型の保護具のことです。

一応このホースシュー渓谷は
その蹄鉄の形をしているところがあり
それが名前の由来らしいのですが、
どのへんがそうなっているのか
全く分かりません😅

さて下まで降りれるみたいなので
降りてみましょうか。

Horseshoe Canyon

わくわく。

Horseshoe Canyon 3

下まで降りるとこのように
地層の間を縫って歩いて行けます。

Horseshoe Canyon

そしてむき出しの地層を
間近で見ることができます!

Horseshoe Canyon

地層って
こんなに綺麗に残るもんなんですね。

Horseshoe Canyon

あと意外と結構植物生えてますよね。

Horseshoe Canyon

でもほら、
サボテンが生えています🌵
乾燥地帯であるのがうかがえますね。

Horseshoe Canyon 5

そしてこのように、
水が流れた跡のような表面を
見ることもできます。

Horseshoe Canyon

なんだか不気味な光景です・・・。

Horseshoe Canyon

ちなみに
地層の山を登ろうと試みたのですが、
勾配がキツくて
この泥が固まった表土が、
乾いているのですが滑りやすく
身の危険を感じたのでやめました。

ですが充分に満喫したので
帰路につき、
次へ行くことにしました🚙

ホースシーフ渓谷 (Horse Thief Canyon)

さてドラムヘラーの町を経由して
やって来ました、ホースシーフ渓谷。

Horse Thief Canyon

Thief は、”盗み”という意味。

開拓時代初期に馬の不法貿易が行われており、
この渓谷に盗んだ馬たちを隠していたことに由来する
という言い伝えがあるそうです。

Horse Thief Canyon

ちなみにこちらは
冬の雪バージョンです⛄

Horse Thief Canyon in winter

これはこれでまた寒々しくて不気味な感じが
いいですね~好きですねぇ。
(気味悪い奴)

Horse Thief Canyon

でもでも、
やっぱり雪が無い方が
深さが分かりやすくて、
迫力増しますよね!

Horse Thief Canyon

やっぱりこちらの方が
好きですねぇ~大好きです、ええよねぇ。←

さて下まで降りている人がちらほら居たので
私も行ってみました。

こちらは、ホースシュー渓谷とは違い、
降りる階段が作られているわけではなく
結構足場が悪く勾配のきついところを
下って行く感じなので、
ハイキングシューズなどの運動靴じゃない方は
危ないからやめた方がいいかも。。。

あと怖いと思ったら無理はしない方が
良いと思います。。。

って言う私も怖いと思ったけど
ゆっくりゆっくり気を付けながら
下りました。

Horse Thief Canyon

わくわく。

Horse Thief Canyon

どんどん進んで行くと
こんな風景にも出会えました。

Horse Thief Canyon

また別の星に来たかのようです。

Horse Thief Canyon

こんな、
フードゥーみたいなのもありました ⬇️

Horse Thief Canyon

はたまたこんなのも。

Horse Thief Canyon

不思議な現象です。

Horse Thief Canyon

アーティスティックな奇岩が色々見れて
なんとも面白いところでした。

そしてまたゆっくりと気を付けながら
きつい勾配を登り、
ここへ戻って来ました。

Horse Thief Canyon

ちなみにこの看板のあるエリア、
地面に穴がたくさん開いているんですね。

何かと思いきやその穴、
こんな動物の巣なんです ⬇️

Richardson's ground squirrels

引用元:CBC

カルガリー市内でも春から夏にかけて
結構見かけるこの動物。

こちらではほとんどの人がこの動物のことを
「ゴーファー (gopher)」と呼ぶのですが、
ゴーファーというのは、
ジリスやホリネズミなどが属する
げっ歯類のグループの名前なんだそうです。

本来の名称は、「Richardson’s ground squirrels」
日本語では、「リチャードソンジリス」と言うそうです。
“リチャードソン”は、発見者の名前です。

ここホースシーフ渓谷のリチャードソンジリスたちは
人慣れしていてエサがもらえると思っているのか、
危険を察知して固まっているのか分からないけど、
人が近づいてもすぐに穴に入っていかないので
じっくり見れるんです。

その割に写真撮るの忘れたけど。
よく穴からひょこひょこと顔を出して
結構可愛いです。

Richardson's ground squirrels

引用元:CBC

さてさて少しおまけなのですが、
ホースシーフ渓谷から車で約10分のところに
なんとフェリー乗り場があるんです。

フェリーといっても、
「ケーブルフェリー」と呼ばれるもの。

川の両岸に接続されたケーブルによって
川を横切って案内されるフェリーです。
海の場合もあります。

ここにあるのは、
レッドディアー川 (Red Deer River) を横断する
「Bleriot Ferry (ブレリオットフェリー)」と呼ばれる
ケーブルフェリー。

無料です。

さて今ケーブルフェリーは向こう岸にいます。

Bleriot Ferry 1

ゆっくり近づいてきます。

Bleriot Ferry 2

お~来た来た。

Bleriot Ferry 3

はいがっちゃんこ。

Bleriot Ferry 4

乗り込みました。

乗り込んだら
車から降りることもできます。

Bleriot Ferry 6

係りのおじさんが一人居て、
その人が操作していました。

ちゃんと救命胴衣や、
救命ボートも備え付けてありました。

Bleriot Ferry 5

そして渡り終えたときの
写真を撮り忘れました。←

10分も乗ったか乗ってないかの
短い時間でしたが、
ちょっと面白い経験でした。

最後にこちら。

Oil Pump Jack

カルガリーへの帰路で見かけた
小麦畑とオイルのポンプジャッキが、
これぞアルバータ州という感じで
すごく良かった・・・!

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さて長くなりましたが、
いかがでしたでしょうか。

アルバータ州、面白いとこ色々あるでしょ。
ええとこなんで、ぜひおこしやす🎶

今回ご紹介したバッドランド。
冬の景色もすごいけど、
でもやっぱり緑色が映えて迫力の出る
夏が断然オススメです!

もう夏終わりやんか。
もっと早くにアップせい、こういう記事は。

すみませんね。